【冷凍コロッケを爆発させずに揚げる裏技(後半)】
冷凍コロッケを爆発させずに
うまく揚げるには?
を連載しています。
第一回
https://science-cooking.com/?p=1759
第二回
https://science-cooking.com/?p=1762
5つのポイント
のうち、3つまでをお話ししました。
今日は、
具体的にどうやったらいいのか
を掘り下げていきます。
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こんばんは。
サイエンスクッキング プロデューサー
木村万紀子です。
一昨日は11月24日の
東京1Dayレッスンの
メルマガ限定の申し込み開始日でした。
申込開始後30分で、
20席が、19席まで埋まり、
すぐに満席となりました。
今回もまた、
メルマガをご購読いただいている
みなさんだけで満席となり、
HPやブログに載せることがないので
「いったいいつ募集しているのですか?」
と質問されることが・・・。笑
いいの、いいの。
私としては、
メルマガをいつも読んでくださっている方とお会いできるって
「やっと逢えた~」
「いつもありがとう~」
と、会った瞬間からの気持ちが
すごく温かい。
メルマガって、一方通行。
それが、
その日を境に、
お互いやりとりができるようになって
人間関係を構築していけるって、
「料理」がつないでくれた、
すごいご縁だな~
って思うのですよね。
今から楽しみです。
さて、次回の開催は、
来年いつかはまだ決まっていませんが、
「必ず連絡が欲しい!」
と言ってくださる方には、
もっと前もって、ご連絡できるようにしたいと思っています。
こちらの1Dayレッスンのフォームで
https://science-cooking.com/?p=11
<
にチェックマークを入れて、お申込みください。
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さて、本題に。
冷凍コロッケをうまく揚げる
5つのポイント
①冷凍コロッケ内部と
揚げ油の温度差をなるべくなくす。
②表面の霜をとる。
③油はコロッケが完全につかる
量を用意する。
④揚げ油の温度が
下がらないようにする。
⑤揚げすぎない。
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④の油の温度を高温に保つ
というのは、
③でご説明した
油を多めに入れて揚げることで、
冷たいコロッケを入れても、
油の温度は下がりにくくはなります。
そして、①②でお話しした
コロッケを解凍することによっても、
揚げ油の温度が下がりにくくなっています。
が、しかし、
一度に鍋いっぱいに
何個も入れて揚げてしまうと、
揚げ油の温度が下がるのは
目に見えています。
そうすると、
衣が固まるまでに時間がかかる。
これが割れやすい原因になります。
多くの人が、
揚げ油を170℃くらいに設定して、
凍ったままのコロッケを
揚げ鍋いっぱいに入れます。
この時点で、
すでに揚げ油は
びっくりするほど温度が下がっていますから、
失敗するのです。
揚げ油を200℃に設定して、
揚げる個数を少なくしましょう!
そして、
必要以上に長く油に入れておかないように、
目を離さず、
色づいたらすぐにコロッケを引き上げます。
余熱でも火が通るので、
冷めない程度に
そのまま少しおいておきましょう。
そもそも、コロッケは、
火が通っているのですから、
中は温まればいいのです。
トンカツみたいに、
火をきちんと通さないと
お腹が痛くなるようなものではありません。
ほとんどの人が揚げすぎています。
理由を説明したら、
なるほど納得という部分があるでしょう?
コロッケだけではありません。
他のフライものにも、
通用するお話しなので、
ぜひ活用してみてくださいね。