【ビーフシチューの肉が溶けて跡形もないなんて!】
やってみましたー!
「お母さん、焦げてないよ。
お料理の天才やな!」
と息子(5歳)に褒められて、
最高に気分のよい朝ごはんです。
(大阪府 ゆきこさん)
前回配信の
<目玉焼きの非常識な作り方のコツ>
は大反響。
「作りました!」
のメールをたくさんいただきました。
(コツを見逃した方はコチラ↓)
https://science-cooking.com/?p=1586
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おはようございます。
サイエンスクッキング プロデューサー
木村万紀子です。
目玉焼きがうまくできないのは
なぜだろうと、
何となく疑問に感じている方が
いかに多かったことか!!
失敗には、必ず理由があります。
それを分析すれば、
どう改善すればよいのかわかります。
本日は、
「肉の液状化現象」
が起こってしまった
大阪府 米津聡美さんのご失敗を
解決していきます。
↓ ↓
お肉ゴロゴロカレーを作るのに、
かたまり肉700gを3cm角に切り、
表面を焼いてから、
ざく切りの野菜とともに
圧力鍋で20分加圧。
ふたをあけると、
ここで問題発生!
「に、肉がない!!!」
大きめに切ったはずなのに、
圧力鍋で加圧してる間に、柔らかくなり、
お玉が触れただけで、
どんどん形が崩れていく・・・。
お願い!
これ以上崩れないで!
という、私の願いは虚しく響き、
あああああああああああー!
返してー!
私の肉、返してー!
液状化反対ー!!!!
↑ ↑
圧力鍋を使って、、
同じ失敗しちゃったこと、ある人~!
と2000人の読者に聞くと、
何十人もの手が挙がるのではないかというくらい
一度はやってしまう失敗だと思います。
私も同じ経験があると、
共感された方も多いのでは?
ビーフシチュー、カレーでの
圧力鍋、あるあるです。
具だくさんを想像して作ったのに、
すべて溶け込んだ
ただのスープになってしまった。
何がいけなかったのでしょうか。
加圧時間です。
20分は長い!
10分で、もう十分です。
野菜にいたっては、
さらにその半分以下の時間でもいいのです。
圧力鍋は、ふたがあけられない、
中身が見えないだけに、
やわらかさを見ながら、料理することができないのが、
難しいですね~。
では、肉も野菜も形が残るように仕上げるには、
どうしたらよいと思いますか?
一緒に考えていきましょう。