【お茶の葉で簡単スモークたまごを作ってみよう】

おはようございます。

サイエンスクッキング プロデューサー
木村万紀子です。

さて、私は、昨日お伝えした
「ゆで卵の殻を確実にきれいにむくには?」
を書いている途中から、

ゆで卵で茶葉のスモーク
が作りたくなっていました。

スモーク=燻製

おうちで?それは、敷居高いわ~

と思われたあなたにこそ、
読み進めていただきたいです。

チップやスモークの装置はいりません。

おうちにある鍋とお茶の葉でできるからです。

昨晩は、ジャスミンティーでしました。

ウーロン茶もいいし、紅茶もいい。
ほうじ茶も合います。

このお茶を鍋でいぶして、香りを出すのです。

メルマガくんせい8.jpg

スモークといえば、
アウトドアの大人の遊び。

サクラやブナなどのチップを使って、
おいしい燻製が食べたくて、
煙とニオイをかぶりながら奮闘する イメージではないでしょうか。

燻製の装置もいるし。
燻製器の前で番をしていると、
服や髪の毛にニオイがつくし。

ハードル高いなぁ・・・・・・。

でも、好きで食べたい♡

この葛藤でした。


独身のときは、ワンルームマンションで、スモークパーティーを週末にやっていました。

で、燻製臭を漂わせたまま、月曜に出社した経験のある私としては、
おうちの中でふつうのスモークをするのは、
おすすめできないですね(・_・;)

・・・・・・・・・・・・・・・

そこで、今日のお茶の葉のスモークなのです。

●家にあるほうじ茶、紅茶、中国茶でOK
● 鍋+蒸し網(100均で購入可)+ふた

があればできます。

  蒸し網↓

メルマガくんせい3.jpg


中華鍋だったら、もち網でもOK。

つまり、鍋に網をセットしたときに、
底から浮いた状態になるように。

メルマガくんせい4.jpg

やったことがないものに挑戦するのは、何だってハードルが高いものです。

そう今は思っても、

二回目からは、
「おでんよりカンタンで~」
なんて、人に話しちゃいそうですよ。

それで、特別感がかもし出せるのですから、使える料理!

お友達とのホームパーティーに、ちょっと持っていくなんて喜ばれそう。

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卵の準備

①ゆで卵は殻をむく。

・塩味なしで、塩をかけて食べる人は、そのまま燻製へ。

・塩味をなじませたい人は、
水(500㏄)に塩(約30g)を溶かした塩水に、卵を一晩つけて、水気をふき取ってから燻製へ。


鍋の準備

②鍋底にアルミホイルを敷く(洗い物がラクだから)。

(ニオイがつくのが心配な人は、鍋全部を覆ってください。)

③茶葉(30g)+上白糖(大さじ1)を混ぜて入れる。 網をのせる。

メルマガくんせい6.jpg


燻製開始

④鍋を強火にかけて、香りが鍋に充満したら、ゆで卵を網に並べて、ふたをする。

⑤火を弱めて、好みの色がつくまで加熱する。
 15分以上。

火を止めて、しばらく置いておくのもよし。さらにしっかり香りと色がつきます。


これで、できあがり~。
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最初は、お茶を焙じる香りですが、
次第にカラメルっぽい香りもして、
こうばしさも出てきます。

砂糖の量は
こうばしさをどこまで出したいかで、
お好みでご調節ください。

茶葉は安いもので十分です。

ホームパーティーに持っていくと、
「お酒にぴったり~」「手がかかってるね」とすごく喜ばれました。

「でも、ごめん、10個で200円しかかかってないの。」
と、心の中でつぶやく。。。
ほめられすぎると心苦しかったりして!?
(カンタンだったし・・・)

ついでに、プロセスチーズもスモークして、
持っていきましょうか(笑)

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