【ハンバーグを焼く時のクセは大丈夫?】
みなさん、おはようございます。
サイエンスクッキング プロデューサー
木村万紀子です。
さて、私の今好きな休暇の過ごし方をちょっとご紹介。
カヌーつきのコテージに泊まり、ハンモックに揺られて。
夜ご飯は、ベルギービールを飲みながら、スモークや炭火焼の肉や野菜で、ゆっくりと。
そこでは、翌日のアクティビティに、
スペシャルハンバーガー作りというのがあります。
袋に入ったひき肉を手渡されて、各自練ってから、
そして、大鉄板で、参加者がそれぞれ自分のハンバーグを焼くのです。
今回は、二度目の参加で、落ち着いて周りを見渡すと・・・
ビックリ!!
わかりますか?
全員のヘラの動きを見てください。
「え~っ!みんな、そんなことしちゃったら、美味しくできないよ~」
(本当は助けてあげたい・・・それでウズウズ)
でもね、厳しく言えば、
イエローカードですよ。
何がダメかって、
とにかくみなさん触りすぎ!
ハンバーグを焼きながら、
その前に張り付いていると、
どうしても触りたくなる
その気持ちは私もわかります。
それをぐっとこらえて!
ハンバーグを焼いているときは、
触れば触るほど、
肉汁が流出していきます。
へらでぎゅ~っと押さえて、
亀裂ができていますよね。
親子で叩いて、亀裂ができてるよ~。
その亀裂から、
肉汁がどんどん流れ出ます。
できあがりはパサパサに・・・。
絶対に、触らない、動かさない。
ひっくり返すのは一度だけ!
ちなみに、私のハンバーグはこちら。
ここで、何度も裏返している方は、
焼肉でもそうしていますよね。絶対。
それもまた、肉汁が流出しまくりですよ、やめましょう。
そして、前回の話と結び付けると、
炒め物も同じなのです。
炒め物の目の前にいると、
たえず混ぜたくなります。
私が、最低限、
焦げないように混ぜたらいいのですよ。
とアドバイスしても、
目の前に炒め物があって、
その前でじーっとは待てない。
だから、その間に、
他の野菜を切ったり
茶碗洗いをしたり、
どんどん料理を先に進めてください。
炒め物を混ぜすぎてはいけない、
もう一つの理由があります。
混ぜるという物理的衝撃によって、
野菜の細胞が壊れて、
水分が出やすくなるからです。
「食材に対して、余計なことをしない」
それでおいしくなって、
ラク、時短につながる。
最高じゃないですか!!