【ハンバーグを焼く時のクセは大丈夫?】

みなさん、おはようございます。

サイエンスクッキング プロデューサー
木村万紀子です。

 

さて、私の今好きな休暇の過ごし方をちょっとご紹介。

カヌーつきのコテージに泊まり、ハンモックに揺られて。

夜ご飯は、ベルギービールを飲みながら、スモークや炭火焼の肉や野菜で、ゆっくりと。

景色.jpg

そこでは、翌日のアクティビティに、
スペシャルハンバーガー作りというのがあります。

袋に入ったひき肉を手渡されて、各自練ってから、

ハンバーグ1.jpg

そして、大鉄板で、参加者がそれぞれ自分のハンバーグを焼くのです。

今回は、二度目の参加で、落ち着いて周りを見渡すと・・・

   ビックリ!!

ハンバーグ4.jpg

ハンバーグ10.jpg

ハンバーグ11.jpg

わかりますか?

全員のヘラの動きを見てください。

「え~っ!みんな、そんなことしちゃったら、美味しくできないよ~」

(本当は助けてあげたい・・・それでウズウズ)

でもね、厳しく言えば、
イエローカードですよ。

何がダメかって、

とにかくみなさん触りすぎ!

ハンバーグを焼きながら、
その前に張り付いていると、

どうしても触りたくなる

その気持ちは私もわかります。

それをぐっとこらえて!

ハンバーグを焼いているときは、

触れば触るほど、

肉汁が流出していきます。

ハンバーグ8.jpg

へらでぎゅ~っと押さえて、
亀裂ができていますよね。

ハンバーグ9.jpg

親子で叩いて、亀裂ができてるよ~。

その亀裂から、
肉汁がどんどん流れ出ます。

できあがりはパサパサに・・・。

絶対に、触らない、動かさない。

ひっくり返すのは一度だけ!

ちなみに、私のハンバーグはこちら。

ハンバーグ7.jpg

ここで、何度も裏返している方は、

焼肉でもそうしていますよね。絶対。

それもまた、肉汁が流出しまくりですよ、やめましょう。

そして、前回の話と結び付けると、

炒め物も同じなのです。

炒め物の目の前にいると、

たえず混ぜたくなります。

私が、最低限、
焦げないように混ぜたらいいのですよ。

とアドバイスしても、

目の前に炒め物があって、
その前でじーっとは待てない。

だから、その間に、
他の野菜を切ったり
茶碗洗いをしたり、
どんどん料理を先に進めてください。

炒め物を混ぜすぎてはいけない、
もう一つの理由があります。

混ぜるという物理的衝撃によって、

野菜の細胞が壊れて、
水分が出やすくなるからです。

「食材に対して、余計なことをしない」

それでおいしくなって、

ラク、時短につながる。

最高じゃないですか!!

できあがり.jpg

Pocket