【角食だって、焼いて食べたいの♡】

行列を作る
1本売りの高級食パン屋さんが流行り出してから、

ますます、生でそのまま食べられるしっとり角食が出てきました。


ですが、
私は「生食パン」というネーミングのパンでさえも

食パンは焼いて食べたい派なのです。


なぜかというと、

パンをサイエンスの目で見ると、
時間の経過とともに
やわらかかったデンプンが、構造から水を排出してかたくなってしまいます。


炊き立てのご飯が、冷めるとかたくなるのと同じです。

温め直したら、デンプンがいくらか元の構造に戻るので、
パンやご飯も、いい感じにやわらかさ、もちもち感が復活しますよね。


だから、いくらしっとりした角食でも

「焼かせて!
やわらかさが復活するから!」

と思ってしまうのです。




それと、バターを塗ったときに
こんがり焼き色がついたところに、

とろ~っと溶けて、
じわ~っと食パンに吸い込まれていくあの感じ。


カリッと焼けた部分とふわふわの間で
バターがしみしみになったところを

パクッとするのが、
もぅ、たまらなく好き♡


 ★  ★

では、今日は、
角食の焼き方を伝授します。

「この逆をしていた!」

という方が多数だと思いますよ(^_-)-☆

トースト雅.jpg



<パンをトースターに入れてから、ダイヤルを回していませんか?>


はじめにトースターのダイヤルを回して
庫内を十分に熱くしてから、
パンを入れてみてください。


特に、角食!
外側をカリッと焼き上げながらも、
中はしっとりを叶えてくれます。


食パンをトースターに入れてから、ダイヤルを回すと、
低温から徐々に加熱されて、
焼き色がつくまでに時間がかかります。


それで、食パンの水分が逃げてしまい、
パサパサに焼き上がってしまうのです。



オーブンでお菓子を焼くときの予熱と一緒のこと。

クッキーを焼くのに、最初にオーブンを温めておきますよね。

それは知っているのに、

オーブントースターでは
初めにパンを入れてしまっている人がほとんどです。



オーブントースターの電源をつけてしばらくしてから
パンを入れる。

そこを変えるだけで、
みちがえるほど、おいしく焼けます。


<トースターのW(ワット)数もチェック>


ワット数が低いトースターほど、
焼き上がるのに時間がかかりますから、
水分が抜けてパサパサになります。


ワット数を調節できるトースターの場合には、
最大のワット数にしてください。

 

うちのトースターは、
300、900、1200Wが選択できます。



角食は、1200Wです!!

日本人はなんとなく、選ぶ基準がないときには何でも真ん中にしがち。


明日の朝は、まずは、焼き方を変えてみてね。

 


次回は、「角食を焼きたい人は、選ぶべきパンがある」をお伝えします。

 

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