【イカの吸盤がきれいに取れた!】

「イカ足の吸盤は包丁でこそげて取り除く」

と料理本にはよく書いてあります。

が、おすすめできません。

すべて取り切れなかったり、
周りに吸盤が飛び散るからです。
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みなさん、おはようございます。
サイエンスクッキング プロデューサー
木村万紀子です。

本日は、イカ特集その2

「吸盤はどうやって取るの?」

(答)吸盤は包丁で切り取ります。

 


1.吸盤が右になるように(右利きでは)

足をまっすぐのばし、まな板に置く。

1いかの吸盤.jpg


2.吸盤だけを包丁で切り落とす。

いかの吸盤2.jpg

こそげるのは適当でできるけれど、

切り取るのは面倒

と、思われましたか?

私も15年前に調理師学校で習った時、
先生にそう言いました。

すると、先生は「この方が確実に取れて、仕事が早い!」と。

やってみると、その通りでした。

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■のぞいちゃおう!木村家の晩ごはん
私は北海道出身ですから、
イカと言えば 「イカ飯」
函館の森駅の駅弁としても有名です。

いかめし駅弁2.jpg

これが、おうちで簡単に手作りできますよ。

自分でイカをさばかなくても、
イカの胴を買ってきたらすぐにできます。

<材料>
するめいかの胴(3杯分)
もち米(150cc弱)

おろししょうが(少量)

※米と一緒に足を入れてもOK

<作り方>

1.もち米は洗って、
3時間~一晩水につける。
2.いかの胴にもち米を7割ほどつめる。
(もち米はふくらむので、満杯にしない)

つまようじで、米が出ないようにとめる。

3.鍋に水(500cc)、
黄金比率の調味料(200cc)、
しょうがを入れて煮立てる。

 

4.いかを入れて、煮汁がつかる状態で40分煮る。

5.火を強め、好みの加減に煮詰める。

 

黄金比率濃口(170).jpg

※黄金比率の調味料とは?・・・

「レシピのいらない料理術」体験講座で作って持ち帰る、
煮物、炒め物、ご飯物など、
これ1本で何百品も料理ができる調味料です。

お持ちでない方は、この煮汁は肉じゃがを濃~くした味つけだと思ってお作りくださいね。

みなさん、初めての料理は、
ハードルが高いと思いますが、

肉じゃがで皮をむいて切ることを考えたら、

こちらのほうが調理操作が少ないのですよ。

一度作ってみたら、
な~んだこんなに簡単なんだ!
と拍子抜けするくらい。

食卓に出したら、
「スゴイ!」の歓声があがりますよ。

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