【とろとろ温泉湯豆腐★レシピ付き】
【とろとろ温泉湯豆腐を作ってみよう】
お正月休みが終わって、
普段の生活が始まってからの土日って、
お休みだからうれしい?
正直なところ…
「また家族の朝昼晩ご飯を考える
負担があるのよ!」
と手放しで喜べない感じ
という思いがある女性も多いのではないでしょうか。
そ・こ・で
週末の夜はこれでいこう!
準備は実質3分
15分で完成の鍋。
科学実験みたいで盛り上がる
「とろとろ温泉湯豆腐」をご紹介。
・・<材料>・・
絹ごし豆腐 1人1丁⁉
油揚げ 食べたいだけ
刻みねぎ
水 1リットル
昆布 10㎝
重曹 小さじ2
・・・・・・・・
以上!これだけ
最後の「重曹」これがミソです。
とろっとろ~に溶ろける
クリーミーな湯豆腐ができます。
(豆腐の角が溶けているのがわかる?)
いつもの100円の絹ごし豆腐が
もう、とろっとろになります。
うちの家族は、
「うま~っ、この豆腐、何?」
という反応でした。
1人1丁食べてしまうほど。
多めに豆腐を用意して、やってみてね。
★温泉湯豆腐といわれるのは★
もともと、嬉野温泉の朝食の名物だったそう。
温泉は、ナトリウムを多く含む重曹泉。
この温泉水で豆腐を煮ると、
豆腐の表面が溶け出して、
とろ~っとした不思議な湯豆腐ができるというもの。
これ、不思議でもなんでもなくて
まさに料理のサイエンスです。
重曹泉はアルカリ性なので、
食材を溶かすほどやわらかくします。
家庭で重曹泉と同じ状態を作るのであれば、
『水+重曹』
ここで、重曹といってもお掃除用ではありませんよ。
スーパーの製菓材料のコーナーに
「タンサン」「重曹」
というパッケージで100円ほどで買える食品用です。
ゆでるときに重曹を入れると
なんでもやわらかくゆであがるの?
とは考えないでください。
ふつうの食材に使うと、
煮崩れるように溶けてしまい、
食感を損ねます。
私が料理で使うのはおせち料理で、
黒豆を煮るとき。
かたい皮をやわらかくしてくれます。
また、山菜をやわらかくゆでたいとき。
1年の中で2回です。
そのやわらかくなりすぎるほど
食品をやわらかくするというのを逆手にとって、
豆腐を普通ではない食感に仕上げているのです。
ね、やってみたくなるでしょ?
やってみよう!
豆腐が溶けて、
汁が豆乳鍋になってきた~
と大盛り上がりだよ。
<作り方>
① 鍋に水と昆布を入れて、10分で沸騰する火加減にする。
② 昆布を取り出し、重曹を加える。
③ 豆腐と油揚げを入れて、豆腐の表面が溶けるまで、約5分煮る。
(いい感じでストップできるよう、見守って♡)
どんどん豆腐が溶け出して、
透明だっただしが、豆乳みたいになってきます。
(ワクワクする~)
④ 刻みねぎ、七味唐辛子、ポン酢やしょうゆなどで食べる。
・・・・
本場の重曹泉より、
重曹を入れるとちょっと苦みがありますので、
汁も飲みたいなという方は、
みそなど混ぜて、
みそ豆乳鍋みたいな味にするほうがいいかも。
野菜を一緒に煮てないのは、
厳密にいえば野菜が溶けるからです(マジです)。
水菜など、さっと火が通るものだったらOK。
簡単だし、大豆イソフラボンや大豆たんぱく質がいっぱい摂れて、美容にもいいよ~。