【卵を割るととろ~り半熟のコツとは?】

おはようございます。

サイエンスクッキング プロデューサー
木村万紀子です。

昨日の晩ご飯は、
北海道・富良野産直の2Lサイズの
太~いアスパラガス。

あすぱら.jpg

メインがアスパラです!

採れたては
根元を生でかじっても
筋がないのですよ。

これ、感動しませんか?
(思わず、生でポリポリ)

採った瞬間は、切り口から水がしたたるくらい、みずみずしい!

したたる2.jpg

(昨年主催した、収穫セミナーの風景)

生で食べる.jpg

(生でマヨネーズをつけてパクリ)

このアスパラも生で食べられるくらい。
だから、火を通しすぎるともったいない。

半生にゆで上げます。

こんな風に、ポーチドエッグをのせました。

ぽーちどえっぐ.jpg

ナイフで切ると、とろ~り。

半熟.jpg

この半熟の黄身をからめて食べると、
うま~い!

さて、このポーチドエッグ。

うまく半熟にできない
というお悩みをお聞きしました。

この通り作れば、
絶対にうまくできる方法を伝授しますね。

鮮度がよい卵を使う。

成功のための絶対条件です。

鮮度がよいものは、卵白がぷりっぷりです。
鮮度が落ちるにつれて、卵白は粘りが少なくなります。

ポーチドエッグは、
卵黄が卵白で包み込まれた形が理想です。

鮮度のよい卵ではそうなりますが、

鮮度が落ちたものを使うと
目玉焼きのように卵黄が出てしまい、
半熟にできません。

冷蔵庫で冷やしたものを使う。

 これも大事です。

買ってきたばかりの常温の卵ですると、
中に火が通りやすくなり、
半熟にしづらくなるからです。

 

小ボウルに割り入れる。

 直接鍋に割り入れると、
卵が湯にボチャッと勢いよく入るからです。

鍋にはたっぷり熱湯をわかし、
(鍋底から液面まで10cmくらい)

塩、酢を多めに入れる

塩と酢は、卵のタンパク質を固まりやすくさせます。

 

火加減は、数ヶ所ポコポコいうくらい。

 ボコボコ沸き立つと、卵白が散ってしまいます。

湯のなるべく液面に近いところから、
卵をそ~っと入れる

 卵白が散らないように、そ~っとです。

3分ゆでる。

このゆで時間ですると、
卵黄が卵白に包み込まれてさえいれば、
間違いなく半熟になります。

 

穴じゃくしなどですくって冷水で冷やす。

すくう.jpg

これで完璧です!!

誰にでも、同じようにできます。


今日のソースは、ごく簡単に。

マヨネーズを生クリームでのばして、
塩、こしょうを。

そこに、フレンチマスタードを入れたり
または
バジリコのソース(市販)を混ぜてもいいですね。

 

割る.jpg

さて、ポーチドエッグが上手に作れたら、

アスパラ以外に、何を合わせて、
とろとろ~を味わいましょうか。

料理はこの応用ができるようになると、

目の前のこの子をどう美味しくしてやろう
なんて考えて、ワクワクします♪

サラダ仕立てにして、
クルトンとベーコンをトッピングしても、
おいしいかな~、とかね。

想像しただけで、むふふ~です。

みなさんだったら、何と組み合わせますか?

 

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