【包丁を買う時、どれを選んだらいい?】包丁特集vol.1


包丁を買いたいとデパートに見に行った時、
包丁っていろんなタイプがあるけれど、
どの包丁が、私が使うのにはピッタリと、選ぶことはできますか?

引き出物のカタログギフトをいただいて、
包丁のページを見ると、
一通りの包丁が載っていますが、

わかります???
迷いませんか???

 


『TAKASHIMAYA ROSE SELECTION THE BEST GIFT から抜粋』


基礎知識がないと、

届いた包丁が、使いにくい・・・

ということになりかねないと思うのです。

 

みなさんは、これを見て、
まず、どんな違いを感じるでしょう?

 

・日本製(和包丁)
・海外製(洋包丁)

 

に目が行くでしょうか。


確かに、そこが大きく違うのですが、
使い勝手で包丁を選ぶならば、それより何より

刃をよく見て!!

形が全然違いますよね。


「包丁選び」で大事なことは、

①「包丁の名称」から
 “用途”を知る

②「刃のつき方」から
 “性質”を知る

の2つではないかと
個人的には思っています。

<包丁の名称と用途>

先ほどのカタログでは、
包丁の名称が書いてあります。
それをわかりやすく抜き出すと





いくつかは包丁の名前を見れば、
用途の想像がつきますね。


「刺身包丁」
刺身を美しく切るために必要な包丁。
包丁を一気に引くようにして切ると、切り口がきれいに仕上がります。

「出刃包丁」
肉や魚をおろしたり、さばいたりするための包丁。
包丁に厚みがあって、重い。
その重さを利用して、骨ごと叩き切ることもできるし、
身をミンチのように細かく刻むこともできます。

「菜切り包丁」
野菜を刻むための包丁。


そして、カタログには

「三徳包丁」
この言葉が並びますが・・・

三徳包丁って何かご存じですか?
別名「文化包丁」ともいいます。

三徳包丁がどんな包丁かという話をする前に、
②の刃のつき方の話も
知っておくと、よくわかります。


<刃のつき方・性質>

「片刃」なのか「両刃」なのか。


刃の断面を見たときに

「片刃」
片方(右)だけ斜めに角度がついていますね。
これは、右だけ刃がついている包丁なのです。

 

「両刃」
左右に均等の角度で、刃がついています。

 


和包丁であれ、洋包丁であれ、
まず、これで「切れ方」が違います。

「切れ方」も違うし、
「切り方」の違います。

切り方=包丁の動かし方が、

どの包丁を買うかによって、
変わってくるのです。


包丁はその昔は

 

和包丁片刃
洋包丁両刃

だったのですが、

カタログを見たら・・・

 


いかにも和包丁なのに、
両刃のものがある!?


なんで?さっきの話では、
両刃は、洋包丁の特徴じゃないの?

となりますよね?

その話の続きは、次回につづく。

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