【青くさくない七草がゆを作るには?】
1月7日は「春の七草」
七草がゆを作ろうと、
レシピ検索している方はいませんか?
私は何年間も、毎年1月7日に、
春の七草の2品をご紹介しています。
新作はないの?
と思われるかもしれません。
料理教室の商売的には、
新しい春の七草レシピを毎年出すというやりかたもあると思います。
しかし、1年に1度の春の七草。
行事食は、
毎年新作や、
違う人のレシピであれこれ作るよりも、
同じもの、同じ味を家族に提供するほうが、
「我が家の1年に1度の味」
として、
心に残っていくと思うのです。
だから、私はあえて
同じレシピをご紹介しますね。
【七草のかき揚げがゆ】
◎かきあげ
①七草(2パック)をきざむ。
(すずな、すずしろの実の部分は薄切り)
(葉はざく切り)
②てんぷらの衣(作り慣れない方は、てんぷら粉を水で溶く)を作る。
③ボウルに七草を入れて、小麦粉を少し入れて混ぜて、てんぷら衣を適量からませる。
④揚げ鍋に油を熱し、適量取り分けて入れて、かき揚げを作る。
◎かけだし
一番だしを火にかけ、塩、薄口しょうゆ、みりんで濃いめに味つけする。
※てんつゆをかけてもOK!
※写真は、かけだしに水溶き片栗粉でとろみをつけて、あんかけにしています。
これをおかゆにかけてね。
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我が家は、今朝、子供が
娘「ママ、今日は1月7日だから、七草だね」
息子「お、もちろんかき揚げだよな!」
という会話をしていて、感動しました。
七草のかき揚げを楽しみにしてくれている( ;∀;)
私、どのくらいこの料理を作っているんだろうと思い、
ブログをさかのぼると、
7年前はすでに、
七草のかき揚げを作って定番化していました。
毎年続けるっていいですね(涙)
【七草あんかけがゆ】
①七草を上記のように刻み、さっと塩ゆでする。
②一番だしを火にかけ、塩、薄口しょうゆ、みりんで味つけする。
水溶き片栗粉(水と片栗粉が同量)を入れて混ぜて、とろみをつける。
③そこに、七草を加えて、七草あんにする。
おかゆにかけてできあがり。
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今朝、早速、講座生のあきこさんが作ってくれました。
「美味しかったです。
あんがなくなると、おかわりしてしまうほど!
娘(3歳)も頑張って七草を少し食べれました」
・七草を下ゆでして使うこと
・あんかけにすること
で、青臭さがほとんどなくなり、マイルドにいただけます。
おかゆは鍋で作ってもいいですが、
炊飯器に、おかゆモードがある機種も多いですよ。
よし!私は今から、かき揚げを作ります!!