【誰も教えない!栄養満点なレタスサラダにするコツ】
昨日は、おいしいレタスサラダにするには、
玉レタスだけを使うより、
2種類のレタスで変化をつけるといいよ!
というポイントでしたね。
「そういえば、
いつもレタスにかけたはずのドレッシングが、
皿に垂れて残ってしまっていたのも、
そのせいだったんだ!」
というご感想をいただきました。
そう!たったこれだけのこと。
でも、誰も教えてくれなかったし、
気づきもしなかった。
さあ、私と一緒に、
今日も料理を美味しくしていきましょう。
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おはようございます。
サイエンスクッキング プロデューサー
木村万紀子です。
レタスサラダを食べたときに、
レタスがシャキッとしていること。
当たり前ですが、とても大事ですよね。
多くの料理本には、サラダのコツとして、
レタスや葉野菜を一口大にしてから、
冷水にしばらくつけておきます。
と書かれています。
これで格段とシャキッと、パリッとします。
レストランでも、これは必ずしています。
業界では当然とされているセオリーです。
しかーし、
私はこのやり方に反対なんです!
みなさんは、
サラダを食べると、何の栄養がとれると
期待していますか?
ビタミンC??
うーん、B群とか?
もし、そうでしたら、
このセオリーを信じていると
ガーン。。。
野菜を冷水につけている間に、
水に溶けやすいビタミン類が、
つけた水に流れ出てしまうんですよね。
しかも、水道水につけているでしょう?
水の中の塩素は、
流出せずに野菜に残ってくれている
それらのビタミンまで破壊するのです。
これでは、
「何のために、サラダを食べてるの?」
ってことになりませんか?
だから、
冷水につけてシャキッとさせるやり方は、
おいしい料理を提供して
喜んでもらうことを重視する
レストランだったらいいのですが、
自分のカラダや、
家族の健康を想って、
みなさんが作る料理では、
私はおすすめしたくないんです。
では、どうするか。
レタスは洗って、一口大にしたら、
「冷蔵庫でしばらく冷やす」
この方法でパリッとさせましょう。
サラダにする野菜は、水に長くつけない。
このことを、
野菜の栄養を守るために大事なこととして、
心に留めておいて欲しいのです。
サラダに使うブロッコリーだってそうですよ。
ゆでた後、水に長くつけておくと、
水に溶けやすいビタミンが同じ危機にさらされます。
もっといえば、
便利に使えますよというカット野菜。
水にさらされ過ぎて、
もうこれには、野菜に期待する栄養素がどれだけ残っているのか。。。言えません。
あなたが作った料理で、
あなたのカラダが作られ、
家族の健康が作られていきます。
栄養満点サラダの今日のコツは、
レシピ本に書いてることはやるな!
でも、とても大事なこと。
野菜料理のすべての栄養を守るのに
この情報を役立ててくださいね。
明日は、「レタスはちぎるの?」
をお届けします。