【えびの殻だけで雑煮のえびだしに】
あけましておめでとうございます。
みなさん、
おせちにお雑煮に、
お正月料理を満喫されているでしょうか。
我が家の元日のお雑煮は
関西の「白みそ雑煮」。
三が日は他に、
故郷札幌の、鶏モモ肉、大根、にんじんなどが入った、澄んだお雑煮も食べます。
鶏のだしをきかせていて、
昆布とかつおのお澄ましの雑煮とは一味違います。
私は、関西に住んでもうすぐ30年ですが、
やっぱり故郷のこの雑煮がたまらなく好きです。
みなさんの「私のお雑煮」って、
どんなお雑煮ですか?
よかったら教えてくださいね。
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さて、3品目のお雑煮として作るのが、
「年越しそばの天ぷらを作るときに、
余った有頭えびの頭」
で作る絶品お雑煮です。
なんと、えびを入れません!!
それなのに、えびのうまみがたっぷり。
今日はその作り方をご紹介します。
【えび風味のお雑煮のだし】3人分
有頭えびの頭・・・3尾分
だし・・・600㏄
塩、薄口しょうゆ
<作り方>
①えびの頭をアルミホイルにのせて、
魚焼きグリルかトースターで、こがさないようにこうばしく焼く。
②鍋にだし、焼いたえびの頭を入れてしばらく煮出す。
③塩、薄口しょうゆで味をつける。
このときのだしは、
吸い物にできるくらい上品なだしを。
おいしいパックだしでもいいですが、
下記の要領で簡単にだしをとってもらえばOK。
<だしのとり方>
水・・・700cc
昆布・・・5㎝
かつおぶし・・・ひとつかみ
①鍋に水と昆布を入れて
10分かけて沸騰直前になるくらいの火加減で火にかける。
②昆布を引き上げ(やわらかくなっている)、
かつおぶしを入れて沸騰させて、火をとめる。
③しばらくしたら、ざるでこす。
(かつおぶしは開封したてがいいよ)
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今まで、
えびの頭を捨てていた方は、
もったいない!
回収!回収!使える!
次回から、
お正月でなくても、
えびの頭のうまみをだしに移して使ってください。
殻を焼いたからこそとれる、こうばしいうまさです。
えびの頭は冷凍しておいて、
別の日に作ってもOK
もちろん、えび1尾の頭は汁に使い、
具にはえびの身を入れてもいいですよ。
それ以外には、だいこん、にんじん、しいたけなどが合います。
全て無駄なく、
料理に使えたときって、
すがすがしい気持ちになりませんか(^^)