【「時短」は、手抜きでも、段取りのよさでもなく】
毎日、夕食の準備を考えると
気が重くなる人が
日本の主婦のほとんどなのかな。
とすると、
昨日ご紹介した亜弥さんの
『苦手だった料理が、今は楽しい!』
なんて、
「この人が特別なんでしょう?」
そう思いました?
一般的には、そうかもしれません。
しかし、私の料理講座を受けたら、
みなさんがアンケートに書くのは
「ウキウキ」
早くこの方法で晩ごはんを作ってみたい♪
もし、あなたがレッスンに来られたらどうかな?
1Dayレッスン中に
私の話を聞きながら、頭の片隅で、
「帰ったら、冷蔵庫に残っている
昨日買った鶏肉を使って、
黄金比率の調味料を入れて煮込めば、
一品できあがりだな。よっしゃ」
とか、思うかも。
それでニンマリしてくるのですよ。
うふふ
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こんばんは。
サイエンスクッキング プロデューサー
木村万紀子です。
この数日間、ちょっとスタイルを変えた
メルマガを書いてみているのです。
・料理のコツ
・食材の扱い方
・味つけの方法
これを1年2ヶ月書いてきました。
まだまだいくらでも書けますし、
これからも書きます。
でもね、日々、
メルマガの文章を綴りながら
感じていたことは、
「料理の苦手が少しでもラクになったら」
とか
「料理の悩みがなくなればな~」
と、読み始めてくださった
その方の心の声には
なかなか応えてあげられるような
お話しはできていなかったかな~と。
みなさん、もし、
自らの殻をやぶって、自分を変えたい!
と思うとき、
どんな行動をとりますか?
前向きに、なりたい自分を意識する
本を読む?
環境を変える?
人との出会いかな?
もし、このシリーズの私のメルマガが
心地よく感じるならば
もう少し読んでみてくださいね。
シリーズの最後には、
料理の苦手を大変化させる
プレゼントを用意しているから。
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さて、
受講生の亜由美さんも、
やはり料理にワクワクしてくれているお一人。
あんなに苦手と言っていたのに、
本講座を受講した1月から、
気持ちが変わったことがにじみ出ていらっしゃいます。
で、聞いてみました。 知りたくないですか?
だって、私も知りたいもん。
亜由美さんは 娘さん(小3)、息子さん(園児)の4人家族。
夕方は、お迎えや習い事の送迎など
忙しくバタバタされていらっしゃるだろうな。
Q 以前の亜由美さんが、
料理で悩んでいたことは?
料理本を見てその通りに作っても、
イマイチのでき。
時間がないときに、
食材を炒めて、
レトルトのたれをじゃ~っと入れる 商品で
簡単に済ませたときのほうが、
おいしいとか言われる始末・・・
私には、料理は向いていないと、
半ばあきらめていました。
Q 苦手意識が変わったのは?
まず、料理を習ってこなかった
主婦の人は料理ができなくて当たり前よ
と万紀子先生が言ってくださったことで、
今までもんもんとしていた気持ちが、
すご~くラクになりました。
そして、
誰でも、基本を学べばできるんだ!
と自信をもらえたことで、
料理に関心が持てた自分の変化に、
一番驚いています。
Q ご自宅で黄金比率の調味料を
教わった調理法で、使ってみて
どうでしたか?
今までの時短の概念は、
早いけれど味はイマイチ
でしたが、
万紀子先生のやり方は、
「早く作れておいしい!」
そして、時短レシピには見えない、見栄え!
おいしくできて、
台所に立つ時間が
以前よりも短くなるなんて
最高です!
△ △ △
時短レシピは、味がイマイチ
については、
私も思うところがあります。
「簡単スピードメニュー」
という、時短を強調した本・レシピが
ずいぶん多いと思いませんか?
中身を見たときにね、
「手抜き=時短」
になっているレシピは、
おいしくできるわけがない。
その一つ一つの工程に、
おいしくなる理由があったのに、
それを、知らずに「面倒」という一言で
はぶいているのですから。
ただね、
それを求める人もいると思うの。
その本、売れてるしね。
手抜きしたい人は、
私のレッスンには来ない方がいいですよ。
私は、
・肉じゃが
・筑前煮
・里芋の煮っころがしや含め煮
・大根の煮物
ぜ~んぶひっくるめて
「野菜の煮物」でパターン化して教えているのです。
「野菜の煮物」の
基本パターンは一つ。
材料違ったり、分量が違うときは、
こんな風に調整します
ということを教えています。
その「こんな風に」
というのが、感覚で教えちゃうのが
世のお母さん。
こんな感じの感覚では、
なかなか娘に伝わらないよ~。
そこを法則化しています。
サイエンスクッキングだもの!
一般的な料理教室も
料理本も
今日の献立の煮物が「筑前煮」なら
その作り方を教えるでしょ?
それって・・・
おうちに帰って、
筑前煮しかできないじゃない。
さすがに、筑前煮ばっかりはできないから、
1ヶ月に1回くらい活かせるかなぁ。
私が目指すのは、
手抜き料理で時短をやるのではなく
パターン(公式)に
食材をポンポンあてはめて
時短を叶える。
「おうちごはんをお料理屋さんの味に」
を目指しているから、
亜由美さんが、
「早く作れて、おいしい!」
と言ってくれたのだと思います。
Q ご家族の反応は?
主人は、手の込んだ料理が増えたね
と 喜んでくれていますが、
実は……。
この簡単さは、
ずっと秘密にしちゃおう(笑)