【白米にもち米を加えて炊いたことありますか?】
豆ご飯の季節ですね。
みなさんは、
どのようにして豆ご飯を炊きますか?
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こんばんは。
サイエンスクッキング プロデューサー
木村万紀子です。
今日もご開封くださって、うれしいです。
さて、豆ご飯の中でも、
私、豆おこわ が好きなんですよね。
米の甘み があって
もちもち~とした粘り があって。
うちの家族もおこわが好きで、
みんなが絶対におかわりするから、
白米を炊くときより、
多く炊いておかないと、
もうないの~と言われてしまいます。
さて、ふつうの炊き込みご飯と、
おこわの違いは、ご存じですか?
おこわは、もち米で作ります。
みなさんの炊飯器には、
おこわモードのボタンはありますか?
炊飯器でも、
おこわは 一応は炊ける のですが、
「炊けないこともない」
という感じ・・・。
べちゃ~っと、もちみたいに
米粒同士がくっついて、
仕上がりがやわらかくなるのですよね。
外食や総菜屋さんで
おこわを食べると、
米の一粒一粒がしっかりしていて、
もちっとしているけれども、
噛み応えがあると思いませんか。
あれは、炊飯器で炊いていません。
蒸し器で蒸しています。
しかも、
うるち米(いつものご飯)は
水とともに炊飯しますが、
もち米でそれをすると、
のりのような粘りが出てくるので、
水を切ってから、蒸し器で蒸します。
うるち米のように、
水に浸された状態で加熱しないと、
かたくなって炊き上がらないような気がして
心配になりますよね。
「その通り。かたくなります。」
だから、2つのことをします。
~その1~
もち米を水に3時間以上浸して、
しっかりと吸水させておきます。
~その2~
蒸す途中で、何度か
水をふりかけながら、
蒸しあげていきます。
ただし、おうちでそれがすぐにできるか?
そこなんです。
蒸し器があれば、
おいしいおこわはできますが、
多くの方は持っておられません。
それだったら、
白米に、もち米を足して炊くと、
炊飯器であっても、
おこわのいいとこどり
ができます。
ただ、問題があります・・・。
もち米を配合したときには、
いつものうるち米の水加減では、
べちゃべちゃになってしまいます。
もち米は、蒸して、水をふりかけるだけで
柔らかくなるのですから、
うるち米よりも、炊き上げに水を必要としないのです。
次回のメルマガでは、
それを上手に炊く方法をお伝えしますね。
みんなで、一味違う、
もちっとして美味しい「豆ご飯」を作りましょうね~。