【ピーマンを洗うのは、種を取る前?取った後?】

ピーマンは、縦半分に切って、
縦とわた(白い部分)を取ってから、洗う。
という方が多いようです。
ピーマンに残った種も一緒に洗い流せるから、というのが理由だと思います。
その後、ピーマンを「煮る」という調理の場合は、それでもよいと思います。

ただ、ピーマンはほとんどの場合「炒める」という操作になりますよね。

ピーマンは外側はつるっとしていますが、

内側の白っぽい部分は、
ややスポンジのように水を吸い込みやすくなっています。

 

だから、切ってから内部を洗うと、水を含んでしまいます。
その状態で炒めると、どうなりますか?
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おはようございます。
サイエンスクッキング プロデューサー
木村万紀子です。
ピーマンの内側が水を含んだ状態で
炒めると?
・油がはねる。
・炒めてもしんなりする。
これで、ピーマンの炒め物が
シャキッとしない方が多いのですよ。
私がおすすめする方法は、
丸ごと洗ってから

水洗い.jpg

切って、種とわたを取る。
ピーマンの断面を観察してください。
種って、内部全体に広がっているのではなく、
へた付近のわたの周りについているだけなのです。
種のあるところ.jpg

だから、わたごとポコッと取れば、

ほとんどの種が取れてしまいます。

しかし、それでも、
種が少し散らばるときはありますよね。

縦割種とり1.jpg
これを指でかき集めて取ると、
イライラ~。

そんなことしなくていいのです。

ピーマンを表側を上にして

印の部分をポンポンと叩いてください。

縦割り種とり2.jpg

 
すると、きれいに種が取れます。
それだけです。
やったことない方は、想像よりも、
カンタンに種が取り除けることに
びっくりすると思います。
そして、これで炒め物をしてみてください。

違いにニッコリです。

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