【北海道の赤飯は激甘いって本当?(レシピつき)】
8/2のケンミンSHOWというTV番組では、
北海道と奈良のご当地食のビックリ
について放映されていました。
私は札幌出身、奈良在住で
ドンピシャ!
食いついたのはうちの家族。
「え~っ!!
北海道の赤飯って、
小豆でなくて、〇〇〇なの?」
「食べてみた~い」
「それならば、札幌の実家に帰った時に
作ってもらおうか!」
・・・・・・・・・・
こんばんは。
サイエンスクッキング プロデューサー
木村万紀子です。
お盆に札幌の実家に帰省したときに
20年ぶりに、
この甘い、甘~い赤飯を食べました。
その正体は、
小豆の替わりに、なんと、
甘納豆を入れるのです。
びっくりでしょう?
普通の赤飯は、
小豆を煮て、その煮汁で
もち米を自然な豆の色で
赤くしますよね。
甘納豆は?
そんな色づけはできっこありません。
そのため、食用色素の赤(食紅)を使います。
つまり、真っピンクのおこわ に
甘納豆が入っているのです。
道外の人からすると、
不思議な赤飯の作り方をご紹介します。
①もち米に、塩と食用色素(赤)を入れて、
おこわを炊く。
(人工的なピンク色をしたおこわ)
②甘納豆にまぶしてある砂糖を
水で洗う。
③おこわに混ぜる。
え、え、え~!!!
甘納豆を混ぜるだけ!?
衝撃の作り方。
甘いから、ごま塩をきかせて
いい塩梅にして食べます。
うちの父は千葉出身でした。
この甘い赤飯が
どうしても受け入れられないと
私は小さい頃に、母が父のためだけに
小豆の赤飯を炊いていたので、
この赤飯が北海道だけのものなんだ
ということは知っていました。
それでも、私は普通の赤飯が
好きにはなれませんでした。
だって、甘くないんだもん。
そんな私も今は、すっかり普通の赤飯に慣れ、
札幌で食べた赤飯はなつかしいけれども、
なかなか箸がすすまなかったのですが・・・
子供たちのハートは
がっちりつかまれていました。
しかし、まだあるのです。
北海道の茶碗蒸しには、
栗の甘露煮が必ず入っています。
卵焼きは砂糖がたっぷりだし。
北海道旅行をこれからする方は、
ぜひ、赤飯と茶碗蒸しをチェックしてください。
ふつうのスーパーで売られている赤飯も
甘納豆だ!と盛り上がりますよ。
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