【北海道の赤飯は激甘いって本当?(レシピつき)】

8/2のケンミンSHOWというTV番組では、
北海道と奈良のご当地食のビックリ
について放映されていました。

私は札幌出身、奈良在住で
ドンピシャ!

食いついたのはうちの家族。

「え~っ!!
北海道の赤飯って、
小豆でなくて、〇〇〇なの?」

「食べてみた~い」

「それならば、札幌の実家に帰った時に
作ってもらおうか!」

・・・・・・・・・・

こんばんは。

サイエンスクッキング プロデューサー

木村万紀子です。

お盆に札幌の実家に帰省したときに
20年ぶりに、

この甘い、甘~い赤飯を食べました。

その正体は、

小豆の替わりに、なんと、

甘納豆を入れるのです。

札幌赤飯290.jpg

びっくりでしょう?

普通の赤飯は、
小豆を煮て、その煮汁で
もち米を自然な豆の色で
赤くしますよね。

甘納豆は?

そんな色づけはできっこありません。

そのため、食用色素の赤(食紅)を使います。

つまり、真っピンクのおこわ に

甘納豆が入っているのです。

 

道外の人からすると、
不思議な赤飯の作り方をご紹介します。

 

①もち米に、塩と食用色素(赤)を入れて、
おこわを炊く。

(人工的なピンク色をしたおこわ)

札幌赤飯手順290.jpg

②甘納豆にまぶしてある砂糖を
水で洗う。

③おこわに混ぜる。

 

え、え、え~!!!

甘納豆を混ぜるだけ!?

衝撃の作り方。

甘いから、ごま塩をきかせて

いい塩梅にして食べます。

 

うちの父は千葉出身でした。

この甘い赤飯が

どうしても受け入れられないと

私は小さい頃に、母が父のためだけに

小豆の赤飯を炊いていたので、

この赤飯が北海道だけのものなんだ

ということは知っていました。

それでも、私は普通の赤飯が
好きにはなれませんでした。

だって、甘くないんだもん。

そんな私も今は、すっかり普通の赤飯に慣れ、

札幌で食べた赤飯はなつかしいけれども、

なかなか箸がすすまなかったのですが・・・

 

子供たちのハートは
がっちりつかまれていました。

しかし、まだあるのです。

北海道の茶碗蒸しには、

栗の甘露煮が必ず入っています。

卵焼きは砂糖がたっぷりだし。

北海道旅行をこれからする方は、

ぜひ、赤飯と茶碗蒸しをチェックしてください。

ふつうのスーパーで売られている赤飯も

甘納豆だ!と盛り上がりますよ。

東京和食.JPG

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