【かぼちゃプリンをうまく作るには（レシピつき）】
ハロウィンですね♪
我が家では、娘からのリクエストで、
今年は、かぼちゃプリンです。
みなさんの中に、
ふつうのカスタードプリンは作ったことがあっても、
かぼちゃプリンは難しそうで、チャレンジできていない
という方はいらっしゃいませんか？
プリンでよくある失敗は、
「“す”が入る」
というもの。
プリンがスポンジ状になって、
なめらかさがなくなってしまう現象です。
これは、火加減というコツもあるのですが、
サイエンスの目線で見ると
そもそも
「そのレシピでは、初心者では、“す”が入りやすいよね」
というのがあるんですよ。
『レシピを見分けるポイント』
材料に
卵〇個
と書いてあって、
全卵しか使わないものは、
サイエンス的に
“す”が入りやすいです。
全卵の一部が卵黄だったり
卵黄のみのレシピは、
その失敗を避けられます。
つまり、卵白が多いほど
“す”が入りやすいというわけです。
それと、かぼちゃのプリンは、
蒸したかぼちゃのペーストが入ります。
それによって、
“す”が入りにくくなります。
しかも、かぼちゃに多く含まれるカロテンは
免疫を高める栄養素。
栄養があるスイーツって、うれしいよね。
生クリームを加えて、
まったり感も出しています。
生クリームを減らしたい方は
牛乳でその分置き換えてね。
＜材料＞
かぼちゃ 500～600g
（正味、種・わた・皮は取ったもの）
卵 3個
卵黄 2個分
グラニュー糖 100g
牛乳 200㏄
生クリーム（乳脂肪）200㏄（1パック）
●カラメルソース
グラニュー糖 80g
水 20g
＜作り方＞
★型や器で作る場合★
① カラメルソース：
グラニュー糖、水を鍋に入れて、砂糖に水がなじんだら、中火で加熱してカラメルソースを作り、各容器に流し入れる。（スプーンは使わず、鍋から直接）
② かぼちゃは種とわたをとって、皮を取り、
蒸し器で蒸してやわらかくする。（私は蒸し器派ですが、電子レンジでもよい）
③かぼちゃをざるで裏ごしする
または
フードプロセッサーにかけてペースト状にする。
④鍋で牛乳と生クリームを沸騰直前に温める。
⑤その間に、ボウルに、卵、卵黄、グラニュー糖を入れて、泡だて器でよく混ぜる。
⑥ そこに温めた牛乳＆クリームを注ぎながら、さらに泡だて器で混ぜる。
⑦ ペースト状のかぼちゃを入れて混ぜる。
⑧ 器に流し入れる。
オーブンは170℃に予熱する。
オーブンプレートに器を並べて、オーブンにセットする。
それから、プレートに熱湯をあふれない程度に注ぐ。（蒸気を出すため）
ココット5個に分けると
30分で焼ける。
（それより器が小さかったら、焼き時間を短くする）
⑨焼きあがりは、
中央につまようじを刺して
どろっとした液が出てこなければＯＫ！
★丸ごとかぼちゃで作る場合★
かぼちゃを丸ごと蒸し器で10～15分蒸して、
半生の状態で上を切り、
種とわたを取り、
実の部分を写真のようにくり抜きます。
かぼちゃを完全に蒸しあげると、
作業中に割れます。
そのため、最後のオーブン加熱で、火を通すつもりで、最初はかためで蒸し終えてください。
取り出した実は
再度、蒸し器で蒸してやわらかくします。
そして、上記と同様に作り
カラメルソースなしで
かぼちゃに流し入れます。
オーブンプレートをもう1枚用意して、
それに熱湯を入れて、
その上にプレートにかぼちゃを置いたものをセットして、
50分くらい焼きます。
（かぼちゃの大きさによる）
みんなをびっくりさせちゃおう♪
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【海外にお住まいの日本人向けに「おせち」講座をします】
お正月のテーブルコーディネート（藤岡久美子先生）と
私のおせち料理10品の講座です。
海外向けレシピです。
海外は水の硬度が高いので、
日本のレシピそのままで作ると、うまくいかないこともあるので、そのあたりもサイエンスでクリアします。
手に入る・入らない食材があるなどで、代用をどうしたらいいのかなどもご相談できるレッスンとなります。
現在は、シアトル、トロントの現地時間の午前に合わせて、レッスンすることは決まっています。
ご興味ある方は、このメールに「海外おせちに興味あり」との旨、ご返信ください。
個別でご連絡させていただきますね。
