【つくしは栄養豊富って、どうやって食べるの?】
つくしがまさか!
β‐カロテンやビタミンEが豊富な
緑黄色野菜だなんて~。
山菜の
ふきのとう、タラの芽、こごみなどは
スーパーでパックに入れられて
お高い値段で売られています。
しかし、
つくしは、スーパーで売られることはないですね。
食べられるという認識が薄い。
それが、前回のメールを読んだら、
野に群生しているつくしが、
とても価値あるものに見えてきませんか?
「これ、タダでもらっていいわけ~!
うわぁ、すごーい」と
今まで見向きもしなかったつくしを
妙なテンションで
のめり込んで採ってしまうかも。
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こんばんは。
サイエンスクッキング プロデューサー
木村万紀子です。
桜が満開!
みなさん週末はお花見ですか?
いやぁ、上を見るだけでなく、
地面も気になりますね~~
みなさんは、
「つくしを食べる」
って、身近なことでしたか?
私は生まれも育ちも札幌で、
つくしはあったけれど、
食卓にはのぼりませんでした。
それが、奈良では、
「小さいころに食べた」とか
「この季節、一回は料理する」
と聞くのです。
レシピのいらない料理術の
講座生さとみさんもその一人で、
昔からこの季節の旬の味として
当たり前に食べてこられたそうです。
そこで、扱いに手慣れている
さとみさんに、
つくしの下処理を
執筆してもらいました。
▽ ▽ ▽
<つくしをとってきたら?>
①早めにはかまをとります。
(はかまとは、茎に数カ所ついている
ものです)
②ボウルに水をはり、
つくしを入れて洗います。
水が緑色になるので、
2,3回水をかえて洗います。
③つくしを熱湯で1~2分ゆでて、
水にとって、水気を絞ります。
※ほろ苦さが苦手な人は、
少し長めにゆでたり、
もう一度ゆでてください。
④長さを3等分に切ります。
ここまで下処理したものを
明日はどんな料理にするか
解説しますね。