【卵の混ぜ方を、料理で使い分けできますか?】

卵の混ぜ方には、
いくつかあるのをご存知ですか?

よくするのが、主に次の2つです。

1.左右に往復するように動かす

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左右に動かす290.jpg

 

2.かき立てる

ボウルを傾けて、卵を片側に集めて
箸を回すようにして、
卵の中→空中を通り→卵の中へ動かす。

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かき混ぜる290p.jpg

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こんばんは。

サイエンスクッキング プロデューサー
木村万紀子です。

卵を混ぜるときに、
そこまで意識していなかった
という方もいらっしゃるかもしれませんが、

混ぜ方が卵料理の出来栄えに
関わるものなのですよ。

まずは、1.

左右に往復するように動かす場合。

卵のコシを切りたい場合に、この方法で混ぜます。

コシとは何か。

卵を割ったときに、
白身が2種類あるのはご存知ですか?

IMG_2460.JPG

平らな皿に割ると、
卵黄の周りにどろっとした卵白があり、

その周囲には、
水っぽい卵白が広がるのがわかります。

このどろっとした卵白が、
卵全体を混ぜたときにも、
卵のコシを作り出します。

コシが強いと、

卵黄と卵白が均一に混ざりにくいので、

●茶碗蒸し

●炒り卵

●スクランブルドエッグ

●プリン

の場合は、このように左右に往復するように混ぜます。

徹底的に均一にしたい場合は、

この後の工程で、漉(こ)します。

では、2.のようにかき立てる混ぜ方は
どのような料理に適するでしょうか。

その答え合わせは、次回メルマガで♪

 

 

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