【卵の混ぜ方を、料理で使い分けできますか?】
卵の混ぜ方には、
いくつかあるのをご存知ですか?
よくするのが、主に次の2つです。
1.左右に往復するように動かす
2.かき立てる
ボウルを傾けて、卵を片側に集めて
箸を回すようにして、
卵の中→空中を通り→卵の中へ動かす。
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こんばんは。
サイエンスクッキング プロデューサー
木村万紀子です。
卵を混ぜるときに、
そこまで意識していなかった
という方もいらっしゃるかもしれませんが、
混ぜ方が卵料理の出来栄えに
関わるものなのですよ。
まずは、1.
左右に往復するように動かす場合。
卵のコシを切りたい場合に、この方法で混ぜます。
コシとは何か。
卵を割ったときに、
白身が2種類あるのはご存知ですか?
平らな皿に割ると、
卵黄の周りにどろっとした卵白があり、
その周囲には、
水っぽい卵白が広がるのがわかります。
このどろっとした卵白が、
卵全体を混ぜたときにも、
卵のコシを作り出します。
コシが強いと、
卵黄と卵白が均一に混ざりにくいので、
●茶碗蒸し
●炒り卵
●スクランブルドエッグ
●プリン
の場合は、このように左右に往復するように混ぜます。
徹底的に均一にしたい場合は、
この後の工程で、漉(こ)します。
では、2.のようにかき立てる混ぜ方は
どのような料理に適するでしょうか。
その答え合わせは、次回メルマガで♪