【ポテトサラダの隠し味がまさかコレ?】
「待っていました!ポテサラー!
マヨネーズだけだと味がなじまず、
ついつい入れ過ぎになってしまいます。
レモン?マスタード?と色々試してますが、
やはりお店の味にならないんですよね。
隠し味の〇〇が何?と楽しみです。」
と、横浜在住のMさんから
ご感想をいただきました。
「私も同じ~」という声が聞こえてきそう。
みなさん同じように美味しい料理が作りたくて
食べさせてあげたくて、
毎日頑張っていますよね!
私は自分ができることで、
頑張るみなさんを応援したい!
今日も張り切って、
料理をおいしくする魔法をかけますよ~♪
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おはようございます。
サイエンスクッキング プロデューサー
木村万紀子です。
今日は、ポテトサラダの隠し味を
2つお伝えしますね。
【1.酢】
昨日の基本分量でいうと
米酢を大さじ1くらい
隠し味として入れます。
ここで重要なのが、
①いつ入れるか
②どのように入れるか
隠し味に酢を入れていても、
いつ、どのようにを間違えると、
同じ量を入れているはずなのに、
味が全然違ってしまうのです。
①いつ入れるか?
じゃがいもをゆでて角切りにし
(または粉ふきいもにして)
ボウルに入れたら、
まずは、酢をふりかけます。
②どのように入れるか?
言い換えれば、
どのような状態のじゃがいもに入れるかで、
これが大事。
酢は、熱いじゃがいもにかけること。
そうするためには、
じゃがいもを蒸すかゆでるかして、
皮をむいて角切りにして、
というここまでの作業をアツアツの状態でしてください
ということになりますよね。
(手が熱いけれど・・・)
それが理想ですが、
もしじゃがいもが冷めてしまったならば、
蒸したり電子レンジにかけたりして
再加熱しましょう。
湯気が出るくらいのじゃがいもに、
酢をまんべんなくかけて、
手早く混ぜて全体に行き渡らせる。
これがポイントなのです。
熱さで酢がいくらか飛ぶくらいでOK。
ここでいもが冷めている状態で酢を入れると、水っぽくなるのでご注意を。
これをしてから、
塩、こしょうで下味をつけます。
下味で、ポテトサラダの味がぐんと引き締まります。
いもに下味をつけないで、
いきなりマヨネーズで和えてしまうと、
食べていてぼやけた味に感じてしまうのです。
※じゃがいもを木べらでつぶすのはいつ?
昨日解説した、じゃがいもを木べらでつぶすようにしながら混ぜるというのは、
塩、こしょうをしたときです。
話しがつながってきましたよ~。
【2.さとう】
えっ!?ポテトサラダに、砂糖?
それは、ちょっと・・・と思われますか?
サラダを甘くするわけではありません。
あくまでも隠し味です。
じゃがいもに下味をつけて
他の材料と合わせてから、
マヨネーズで和えるときに、
砂糖小さじ1弱 を入れます。
そして、もう一度、塩、こしょうをして、
味を調えます。
砂糖を入れることに抵抗がある方は、
いつものように、ポテトサラダを仕上げて、
一度味見をしてください。
その後、分量の砂糖を少しずつ足しながら、
味を確かめてください。
なるほど!と思う、
味の変化がありますよ。
何かひと味足りないと思っていたのは
もしかすると、コレ?
次回はポテトサラダの最終回、マヨネーズについてです。