【うまく焼けないができたに変わる!薄焼き卵】
錦紙玉子と錦糸玉子の違いをご存じですか?
どちらも「きんし」玉子と呼びます。
錦紙玉子は「紙」ですから、
薄焼き卵のことです。
錦糸玉子は「糸」で、
錦紙玉子を細く切ったもの
を意味しています。
今日からは「きんし」玉子の作り方のコツをお届けします。
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みなさん、こんにちは。
サイエンスクッキング プロデューサー
木村万紀子です。
明日は、【レシピのいらない料理術】の本講座で、
今日はその準備を頑張る一日です。
体験講座では、黄金比率の調味料で、
何百種類もの和食が作れる法則
をお伝えしています。
・たった一日で、私の夕食にかける時間が、1時間短縮されました。
・こんなにカンタンに、おいしい味がぶれがなくできるものなのですね。
・3品すべてこの味つけにしたのに、家族が気づかないのです!
と、ニンマリなご感想を毎回いただいています。
明日の講座では、
この黄金比率の調味料に、
新兵器!を登場させる ので、
私もワクワク。
お浸しや、青菜のさっと煮から、炊き込みご飯までも、これ1本。
黄金比率の調味料は、どちらも
「これだけ入れればいい」
「簡単!」
というところが入口ですが、
使ううちに、
「味つけのものさし」ができてくる
ことが狙いです。
それがこのメルマガの題名にもある
「料理脳」を育てることにつながります。
早くみんなに教えてあげてたいな~と、ワクワクな私です。
さて、錦糸玉子は、冷やし中華よりも
気合いを入れて、ちらし寿司を作ったのに、
・ボロボロになってしまった
・細く切れない
ということで、お悩みで聞くことのほうが多いかもしれません。
また、錦紙玉子でオムレツのようにご飯を包み込みたいのに、
・破れてしまう
・均一なきれいな黄色にならない
というなげく方も多いですね。
たかが玉子焼き、されど玉子焼きですよ。
・混ぜ方
・焼き方
・切り方
に多くのコツがあります。
このコツで、
きっと、できないが「できた!」に変わります。
さあ、一緒にやっていきましょう!
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<お悩み1>
錦紙玉子(薄焼き玉子)の黄色が薄くて・・・
お店では、全卵では作りません。
卵2個 + 卵黄2個
に塩少量が基本分量。
これで黄色が濃くなるのです。
<お悩み2>
黄色と白のまだらになってしまって、均一な濃い黄色になりません。
どんなに一生懸命混ぜても、
新鮮な卵ほど、白身のつながりが強くて、混ざり切りません。
漉(こ)します。
面倒~!とか言っている、そこのあなた。
このひと手間で、かなり違います。
次回は、錦紙玉子を破れにくくするコツをお届けします。