【結局、万能なパン粉ってどれ?】
【コロッケはどんなパン粉がいい?】
【お弁当の揚げ物に向くのはどんなパン粉?】
【パン粉の保存法】
という3本立てでお話ししていきますね。
【コロッケはどんなパン粉がいい?】
これは、お店によって違うと思いませんか?
生パン粉(大粒)を使ったコロッケもあれば、
乾燥パン粉を使ったものもありますよね。
①生パン粉を使う場合のねらい
生パン粉は、サクサクに揚がります。
うちの近くの肉屋に
美味しいコロッケがあって、
生パン粉です。
衣もおいしいな~と思います。
衣が主張しますよね。
乾燥パン粉よりも、大粒でいっぱいつくため、
油を吸いますよね。
揚げたてはいいのですが、
冷めて、パン粉がフニャフニャになると、
油っぽくも感じることがあります。
生パン粉のコロッケは、
アツアツを、サクサクで食べる!
のがいいですね。
もし、冷めてしまったら、
レンジでチンするとフニャ~となるので、
アルミホイルにのせて、
トースターで焼くと、
パリッと感が復活しますよ。
②乾燥パン粉を使うねらい
乾燥パン粉の中でも、
「中目」という大きさが使われることが多いです。
(写真のものです)
味のバランスとして、
衣が主張しすぎないで欲しいときには、
乾燥パン粉を使います。
冷めて食べるような場合にも
乾燥パン粉を使います。
コロッケ屋さんで、
メンチカツとコロッケが隣同士で売られていたら、
メンチカツは生パン粉
コロッケは乾燥パン粉(中目)
だったりします。
今までの話の流れがわかると、
そうだよね!と納得。
メンチカツは、
生パン粉にすると
厚めにしっかりと衣がつくし、
肉汁が逃げずにジューシーに揚げ上がる。
肉の味わいが強いから、
パン粉の主張に負けない。
なぜ、このパン粉を使っているかがわかれば、
自分で作るときに選べるだけでなく、
売られているお惣菜を見るのも
おもしろくなりますよ。
【お弁当の揚げ物に向くのはどんなパン粉?】
乾燥(中目)が万能。
おうちに1つパン粉を買っておきたいというときには、
これだな~。
お弁当では
冷めても生パン粉ほど油っぽくならないし、
トンカツでも、コロッケでもOK。
夜ご飯に
揚げたてのカツは
生パン粉を使って作り、
サクサクをその場で味わう!
明日のお弁当の分には乾燥パン粉
と使い分けしているんです。
すると、
「夜ご飯⇒お弁当」
と前日夜にまとめて仕込んで
同じメニューにしても、
印象が変わるでしょう?
【パン粉の保存法】
冷凍します。
特に、生パン粉は、すぐに傷みます。
今、冷蔵・常温保存されている方は、
冷凍庫に移すと
長持ちするからやってみてね。
・・・・・・・
今回の配信で、
パン粉特集は終了で~す。
こちらはマミさんからの
「スーパーにいろんなパン粉が並んでいますが、
どれがいいですか?」
というご質問にお答えする形で、連載しました。
こうしてわかると、
パン粉コーナーで、
ちょっとウキウキして眺められるといいな♪♪