【「つくし」の栄養価はトマト以上!食べなきゃ損⁉】
つくしって、栄養価がかなり高い!
野原に群生しているあのつくしが・・・
今まで単なる風景で、
見向きもしなかったあなたが、
今日、このメルマガを読んだら、
袋いっぱい採って帰りたくなるかも。
だって、タダですよ!
それなのに、
緑黄色野菜!!
ええーっ!
茶色なのに、緑黄色野菜!?
・・・・・・・・・・
おはようございます。
サイエンスクッキング プロデューサー
木村万紀子です。
春爛漫~ 桜が咲いている下を見れば
つくしがぴょこぴょこ。
みなさん緑黄色野菜といえば、
緑、赤、オレンジ色が濃い野菜。
のイメージがあるでしょう?
どんな野菜を思い浮かべますか?
〇〇〇? ▲▲▲?
ところで、
%LAST_NAME%さんも、
きっと 緑黄色野菜をいっぱい 摂ろうと、
日々の料理で心がけていると思うのです。
それでも、
「何の栄養を摂りたくて、
緑黄色野菜を食べているの?」
と聞かれると・・・
・・・・あれ?
(具体的には知らんかった・・・)
かも??
それがフツーフツー。
ほぼみんな知らないと思ってください。
<緑黄色野菜の定義>
100g中にβ‐カロテンが、
(β‐カロテン当量で)
600㎍(マイクログラム)以上
含まれているもの。
「β‐カロテン」の栄養が大事だから
緑黄色野菜を食べようってこと。
ちなみに
ピーマン、トマトって、
緑や赤が濃いですよね。
緑黄色野菜だと思います?
それがね、
緑ピーマンのβ-カロテンは400㎍
トマトは540㎍
なのです。
緑黄色野菜認定の基準は、600㎍以上。
「えっ!?緑黄色野菜ではないの?」
と思われましたか?
それなのに、
つくしが緑黄色野菜並みって・・・
もう、
何がなんだかわからないでしょ?
トマト、ピーマンなどは、
β‐カロテンの量としては600㎍未満ですが
一度の食事で多く摂取できたり、
食べる頻度が高い野菜については、
ゲタをはかせて、緑黄色野菜に認定しますよ~
と決まっていて、
これらは緑黄色野菜の仲間入りが
できています。
では、つくしは?
な~んと
β‐カロテンが1100㎍(マイクログラム)
ピーマンやトマトが600㎍に
満たないというのに、
2倍近くのβ‐カロテンを持っているのです。
スゴイ!!(鼻息荒く)
ちなみに、緑黄色野菜の
ブロッコリー 810㎍
オクラ 670㎍
これらよりも数値的には、
優秀でしょ?
ちなみに、冬が旬の
はくさいは、99㎍ ですよ。
もう、ここまで聞いて、
週末はつくし採りに行くぞ!
と決めたあなた。
それだけではありません。
カロテンだけではなく、
ビタミンEも、
野菜の中ではトップクラスの含有量!
週末は、スーパーの袋片手に
つくしの群生を探しに出かけてください。
ただ、食べ過ぎには注意!
つくしって、アクがあるのです。
春の山菜によくある、ほろ苦さです。
アクの正体はアルカロイドというもので、
普通に食べる分にはいいけれど、
体にいいと聞いたからと
大量摂取するとダメですよ。
さて、つくしを採ったら、
どうやって料理にするかですよね。
実は、私よりもよく知っている
『レシピのいらない料理術』の
受講生の さとみさんが、
教えてくれました。
明日金曜は、つくしの下処理の仕方
明後日土曜は、つくし料理をご紹介します。
みなさん、そのつもりで、
つくし採りを計画してくださいね~。