【型抜きクッキーの生地がべたつき抜けない!なぜ?】
レンジでチンしたバターで
クッキーを作ったことはありませんか?
生地がベタベタして
やわらかくなってしまい、
のばすと麺棒にくっついたり、
型にくっついて抜けなかったり。
それで形が崩れてしまった(涙)
そんなご経験はありませんか?
・・・・・・・・・・
おはようございます。
サイエンスクッキング プロデューサー
木村万紀子です。
前回のメルマガでは、
バターをクリーム状にしたい時には、
常温にしばらく置いて、
やわらかくしてくださいとお伝えしました。
(見逃した方はコチラ)
↓ ↓ ↓ ↓
https://ameblo.jp/ryourinou/entry-12456165657.html
クッキーの生地は
バター、卵、さとう、小麦粉です。
クリーム状にしたバターに、
さとうを混ぜ、卵を加えて混ぜ、
小麦粉を合わせるとクッキー生地になります。
これを冷蔵庫で30分くらいねかせて、
生地を落ち着かせます。
そこで生地の中の
バターは冷え固まりますよね。
そのときに、
常温でやわらかくしたものと、
レンジでチンしたものとでは、
生地の中での
バターの固まり方が違うのです。
バターだけで比較してみましょう。
↓ ↓ ↓
●常温でクリーム状にして
冷蔵庫で冷やしたバター
↓ 冷やしても、なめらかさを保ちます。
●レンジで加熱して
冷蔵庫で冷やしたバター
↓ 冷やすと分離し、ボソボソに固まっています。
しかも、冷え固まっていたバターは
常温に出すと、あっという間に
やわらかく、ベタベタしてきます。
クッキーの型抜きするときに、
冷蔵庫から出した時点では
冷え固まっていた生地も、
麺棒でのばして、
型で抜き始めたとたんに、
もう、ベタベタになって、
作業が進まなくなってしまうのです。
次回は、ベタベタになった生地を
なんとか型抜きして焼いたのに、
焼き上がったクッキーが
硬くて、サクサク感が感じられない・・・
というお話しをしますね。
・・・・・・・・・・
今回は、ちょっとマニアックな話かも?
もっと×2
深く知りたい方は、
私の著書
『科学でわかるお菓子の「なぜ?」』
をご覧ください。
サイエンスの観点から、
お菓子をおいしく作るコツを
かなり詳しく語っています。
製菓学校の教科書や、
お菓子メーカーの社員教育で
使われている本なので、
かなり専門的ですが、
「なぜ?」を知りたい
お菓子作りが好きな方にはおススメです。
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**ご受講者の方の声**
大阪府 はせがわつぐみ さま
Q1 受講前・料理のお悩みは?
お腹ペコペコの子供たちに
とりあえず出せるものから順に出す
ドタバタ状態に陥りがちです。
主人が食べる時間が違うので、
食事を2度作っている気分です。
料理自体が好きになれないので、
あまり楽しくないです。
↓ ↓ ↓
Q2 レッスンを受けた後のご感想
おもしろい!
夢中になって、話を聞きました。
夕飯を作るのが楽しみになりました!
ドタバタする夕方の時間、
いったい何時になったら
夕食ができあがるのか
見当もつかずに作っていたことや、
毎日のレシピ検索から解放されそうです。
大丈夫です!
「味付け革命は、
みなさんに必ず起こりますよ」