【卵焼きの混ぜ方で、あの料理の卵がふんわり!?】

おはようございます。
サイエンスクッキング プロデューサー
木村万紀子です。

 

前回の続きです。

《卵の溶き方を、料理によって使い分け》

本日は、「かきたてる」 です。

ボウルを傾けて、片側に卵を集めて
箸を回すようにして、
卵の中から空中を通り、また卵の中へ

↑↑ 文章で書けば長くなりますが

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↓ ↓
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卵焼きのときに、みなさんが混ぜていらっしゃる、あの混ぜ方です。

改めて、お聞きします。

なぜ、ボウルの片方に卵をためて、あんな混ぜ方をするのですか?

箸や泡立て器で左右に何度も動かして
混ぜたりしないで、

箸であんな風に混ぜるのはなぜでしょう?

もし、箸を左右に動かして
混ぜてしまったら、卵白のコシが切れます。

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すると、卵焼き器で、
卵焼き(だし巻き卵)を作るときに、
薄く卵を流して、
固まりかけたところでくるくる
巻いている最中に破れやすいのです。

だし巻き卵は特に、
溶いた卵に、だしを加えて作ります。

卵が希釈されるので、
非常に破れやすい。

だから、卵白のコシを切らないように、
みなさんがいつもやっている
あの動き!で、混ぜるのですよ。

そのほかは、

親子丼どあっぷ290p.jpg

「親子丼」

意外でしたか?

親子丼の卵をふんわりと仕上げるためには、
コシを切ってはダメです。

混ぜすぎないように気を付ける
という料理人もいるくらいですよ。

親子丼の仕上げに、溶き卵を流します。

このときに、煮汁はポコポコと沸騰しています。

その上にコシを切ってしまった卵を
流し込んだとしましょう。

卵は散ります。

ふわ~っと固まってくれないのです。

みなさん、
もし卵を今まで無意識に混ぜていらっしゃったとしたら、

この卵料理にはどちらがいいのか、
意識してみませんか?

それだけで、料理が上手く仕上がるって、
すごくないですか??

料理って、知るほどに面白い☆☆

 

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