【トマトのゼリー状部分がこぼれない切り方とは?】
トマトを食べるときに、
ゼリー状の部分が、ぼとっと落ちた
という経験はありませんか?
それは、切り方で防ぐことができます。
ゼリー状の部分が出ないように
切る方法があるのです。 (写真右)
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みなさん、おはようございます。
サイエンスクッキング プロデューサー
木村万紀子 です。
今日もご開封いただけて、うれしいです。
さて、私は仕事で、
料理の撮影に立ち会うこともあります。
トマトをおいしそうなビジュアルで見せたい!
そのときには、断面に
ゼリー状のところが見えるように切って
撮ってもらいます。
ですが、普段の食卓では、
断面にゼリー状の部分があらわになっていないほうが、食べやすいと思っています。
ゼリー状の部分をぼとっとこぼさない工夫は
一緒に食べる相手への思いやりでもあります。
お弁当に入れたときも、
ゼリー状の部分がこぼれ落ちて、
他のおかずに迷惑をかけることがありません。
これを自在に切り分けるには、
トマトのお尻に注目。
うっすらと、白い筋が放射状に見えます。
「この筋と筋の間に包丁を入れる」
と、ゼリー状の部分が出ません。
試したくなるでしょう?
なぜ?と不思議ですよね。
植物学的にトマトの構造がわかれば
なるほどなのです。
明日は、その理由を掘り下げて
お伝えしますね。