【トマトのゼリー状部分がこぼれない切り方とは?】

トマトを食べるときに、
ゼリー状の部分が、ぼとっと落ちた
という経験はありませんか?

それは、切り方で防ぐことができます。

ゼリー状の部分が出ないように
切る方法があるのです。 (写真右)

断面比較ラインカメラ.JPG

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みなさん、おはようございます。

サイエンスクッキング プロデューサー
木村万紀子 です。

今日もご開封いただけて、うれしいです。

さて、私は仕事で、
料理の撮影に立ち会うこともあります。

トマトをおいしそうなビジュアルで見せたい!
そのときには、断面に
ゼリー状のところが見えるように切って
撮ってもらいます。

トマト断面美しい290p.jpg

ですが、普段の食卓では、
断面にゼリー状の部分があらわになっていないほうが、食べやすいと思っています。

ゼリー状の部分をぼとっとこぼさない工夫は
一緒に食べる相手への思いやりでもあります。

ゼリーなし2個修正なし.JPG

お弁当に入れたときも、
ゼリー状の部分がこぼれ落ちて、
他のおかずに迷惑をかけることがありません。

これを自在に切り分けるには、
トマトのお尻に注目。

トマトの星.jpg

うっすらと、白い筋が放射状に見えます。

「この筋と筋の間に包丁を入れる」

と、ゼリー状の部分が出ません。

試したくなるでしょう?

なぜ?と不思議ですよね。

植物学的にトマトの構造がわかれば
なるほどなのです。

明日は、その理由を掘り下げて
お伝えしますね。

 

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