【オクラを塩でこする、もう一つのわけ】

オクラの花を見たことありますか?

オクラの花290p.jpg

きれいですよね。

これ、食べられるのです。

オクラを育てていて、
その前に咲く花を食べてもおいしいものではないといいますが、

花オクラといって、
花を食べる用に品種改良されたものがあります。

花オクラ290.jpg

初めて出会ったときには、

まず、花の部分をぱくりとそのまま試食。

えっ!?花びらなのに
まさかのオクラの粘りが!!
なんだか不思議~。

がくは取り除いて、
お浸しや、天ぷらなどにできますよ。

エディブルフラワー(食用の花)として、

サラダなどに使ったりも。
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みなさん、こんばんは。
サイエンスクッキング プロデューサー

木村万紀子です。

昨日のメルマガでご紹介した、

料理人は必ずするオクラの下処理。

「1本ずつオクラを粗塩でこする」

オクラ塩もみ290.jpg

こうすると、緑色が鮮やかにゆで上がります。

塩でこするって、

何かのエステみたいですが・・・

まぁ、そんなもんです(^^)
生のオクラをじ~っと見てください。
表面にうぶ毛があるのがわかりますか?

スーパーで買うものはわかりにくいですが、

採れたての新鮮で大きいオクラは、
うぶ毛どころか、結構チクチクするんですよ。

塩でこするのは、
このうぶ毛を取るという大事な目的もあるのです。
枝豆のときにお話しした、
塩もみと同じですね。

さて、明日は、オクラのもう一つの下処理について、ご紹介します。

 

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