【そうめんのつゆを手作りでvol.2 めんつゆ卒業宣言】
めんつゆから、脱却!
「今日のそうめん、うま~い!」と
家族に喜ばれるそうめんのつゆが、
簡単に作れるのですよ。
今までめんつゆを使っていたのは、
そうめんのつゆが
「自分で作れるものだと
思っていなかったからです」
作り方を知っていて、
それは面倒だからと、
めんつゆを選択したのではなく、
そもそも、
そうめんのつゆが作れるということが
情報として、
家庭の台所に届いていない
のではないかと思うのです。
料理って、そういうことが多い!
料理人にとっては当たり前。
おうちでもこの方法でやったら
おいしくできるのにな
ということが、
家庭におりてきていないのです。
私が、「レシピのいらない料理術」
で日々教えたいのは、
そういうことなのです。
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こんばんは。
サイエンス クッキングプロデューサー
木村万紀子です。
前回から、連載している
【そうめんのつゆを手作りしよう!】
<基本分量>
だし(500ml)
しょうゆ(100ml)
みりん(100ml)
この「だし」が、何のだしなのか?
(前回のメルマガを読んでいない方は)
https://science-cooking.com/?cat=16
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に真っ先にご感想をくださった、まるかさんの
メールをご紹介させてもらいます。
(前回掲載の)
うどんだしの作り方の
バックナンバーを読んで来ました!
面白かったです。
節の種類を考えて作ったことなんて、
ありませんでした。
いつも手元に
「いりこしかないから」
とか
「かつお節があるから」
とか適当でした。
でも、そうめんだしはアレですよ!
〇〇〇〇でしょう!
次回が楽しみです。
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まるかさん、そうです!
だしの材料の1つは、
干ししいたけ です。
<どれを買えばいいの?>
干ししいたけをスーパーに買いに行っても、
種類がいろいろあって迷ったことはありませんか?
一番高いものは、冬菇(どんこ)
(
姫野一郎商店HPより画像を引用)
肉厚でしいたけそのものを食べる料理にはいいですが、
だしをとるのはもったいない。
私だったら、
厚みが薄い香信(こうしん)を選びます。
(姫野一郎商店HPより画像を引用)
戻しやすくて、だしに使いやすいと思います。
そして、冬菇よりも、お手頃なものが手に入るから。
<干ししいたけの戻し方>
そして、干ししいたけの戻し方ですが、
時間があるときは、
水につけて
一晩、冷蔵庫に入れて戻しましょう。
他のどの戻し方よりも、
うまみ成分が多く出てきますよ。
次回は、もう1つのだしの材料をお伝えしますね。