【我が子に自信をつけさせたい!と思う方は必見!】1日3分レシピのいらない「料理脳」を育てるメールレッスン

前回から夏休みにちなんで、

「子供が料理をする効果」
について連載しています。


料理をするという体験が、

勉強や習い事では簡単には得られない、

脳への刺激や心の育ちがあるとしたら?

・・・・・・

おはようございます。

 

サイエンスクッキング プロデューサー

木村万紀子です。

私は子供が料理をするのを
見守るのが大好きなのです。

豆腐0343.jpg

これは、年長児のキッズクッキングで、

豆腐をてのひらにのせて、

包丁で切らしているところです。

 

手を切らないように、集中しすぎて、

たら~っ

よだれが知らないうちに出てちゃうのです。

かわいいでしょ?

みんな、すっごく一生懸命。

こういうことをさせるって、

手を切る~!!!と

見ちゃいられないですか?

大丈夫ですよ。

今まで誰一人として、手を切った子はいません。

これをやらせるのは意味があるのです。

台所に立つというだけで、

お母さんの領域に一歩足を踏み入れて

なんだか背伸びした気分。

野菜を切ったり、肉をこねたり、

だしをとったり・・・etc.

料理を思う存分やった先に、

大人しかできないような

てのひらの上で、豆腐を切って
みそ汁に入れるという芸当を、

やってみなさいなんて!!

「え~っ!」

私はただ一言、みんなの目を見て

「絶対できるから。」

「できなかった人はいないから。」

やらないと言った子も
一人もいないのですよ。

こういう効果をねらっています。

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4.「達成感」の積み重ねが、
 「自信」につながる。

まさに、この豆腐切りはそうですよね。

それとね、

子供と料理をする=お手伝い

ではないのです。

「ひとりで料理が作れたよ!」

という達成感を、

ぜひ子どもに味わせてあげたいから、

なるべく一品を作らせてあげて欲しい!

 

料理は数十分集中して取り組むだけで、

一品が完成し、

大きな達成感が必ず得られるものです。

 

日々の達成感を積み重ねることができ、

家族がおいしいと喜んで食べてくれる
(=認められる)ことによって、

子どもの心の中に

やる気と自信が生まれます。

 

子ども時代に、

達成感をどれだけ得ることができたか

ということが、

自らをかけがえのない存在だと感じ、

自身の価値を認める

「自尊感情」

を養うことにつながる

と言われています。

 

自尊感情が高い人は、

困難に出会っても、

自分を信じ、

粘り強く努力することができます。

 

『食べることは生きること』

『食は生きる力の土台となる』

という言葉があります。

 

人は食べないと命を維持できない

というのはもちろんのことですが、

社会で「生き抜く力」を身につけるということが、

この言葉の本質にあるような気がします。

卵混ぜ.jpg

 

5.思いやりの心を育む

親にやってもらうばかりの子供が、

自分で作った料理で、

ママが喜んでくれた!!

というのは、

子供ながらにすごくうれしいこと。


だって、子供はママが大好き!

いつも自分の行動で喜んでもらいたいと

どこかで思っています。

 

思い当たるでしょう?

 

料理はそれがストレートに伝わります。

 

「家族のために料理を作ってあげたい」

という気持ちから、

人の役に立てる喜びを
常に感じることができます。

 

そしてね、

「ママ、料理をいつも

つくってくれて、ありがとう」

という言葉がぽろっと飛び出すのです。

 

当たり前だったことを

視点を変えてみられるようになったら

そういう気持ちになったのですね。

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ご紹介した、子どもが料理をしたときの

5つの効果

はほんの一例です。

 

我が子の「料理がしたい」という言葉が、

次からは違って聞こえそうな気がしませんか?

 

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