【土を喰らう十二カ月】
【土を喰らう十二カ月】
今日も寒いですね~。
温かいご飯でほっこりしましたか?
今週はこの映画を観ました。
多くの映画館で、
上映が終わってしまっているところも多いですが、
私が好きなシーンの1つが
予告動画になっていて
https://www.youtube.com/watch?v=DwF6ZyGkZaM&t=2s
旬のたけのこの煮物に
魅了されるように食べるシーンですが
「喰らうは生きる」
「食べるは愛する」
「いっしょのご飯が一番うまい」
食との向き合い方を感じさせられ
五感を研ぎ澄ませて感じたい
食の感触
のようなものが
そこにはあって。
エッセイを映画化しているので、
物語(ストーリー)としての盛り上がりは求めていなく、
食を通して、
人生が匂い立つのを感じる
愉しむ映画というよりも、
「感じる」映画でした。
日本の四季の自然と食材
それを丁寧に調理することが
つぶさに描写されており
旬の食材が主役。
この映画でも描写されていた
「素材のうまみを大事にする」
という感覚は、
なにも特別な料理でなくても感じられるんじゃないかと思うのです。
*************
冬は『鍋物』がおいしい。
野菜がたっぷりとれて、いい料理!
「鍋だし」がスーパーにずらりと並んで
パックで売られる時代になりましたが、
自分でもっとラクに作りませんか?
そのほうが、絶対に
自然のうまみを感じることができると思う。
・・・・・
たとえば、
<鶏だし>
①鍋に、油をしいて
玉ねぎ、しょうが、手羽先(鶏もも肉)を炒めて、
②水を入れて、
酒(くさみ消しの意味)、
塩(うまみを引き出す下味)
を入れて、コトコト煮ます。
・・・・
その間に、鍋に入れる野菜を切るのですが、
あっという間に終わってしまうので、
私は一旦台所を離れて
別なことをしちゃいます。
火にかけてほおっておくだけで、
おいしい鍋だしができますよ。
味つけは、
塩、しょうゆ、
ときには好みで、みそ。
そこに、具材の肉と野菜を加えたら、
シンプルにそれだけで、
おいしい。
冬は旬の葉野菜が多いから
鍋物をすることが、
季節のものを食べることになる。
夏には「鍋にしよう」なんて思わないから、
この季節のうちにもっと楽しもう。