【れんこんを切ったらすぐに酢水につけないで!】
【れんこんを切ったら、酢水につけていませんか?】
今日の夕食は
れんこんをてんぷらにしました。
友人が送ってくれた
岩国れんこんのおいしいこと♡
まるでおいもみたいにホクホクで、
しかも糸を引くような粘りがある。
そこで、
切りながら、ふと思ったこと。
みなさん、れんこんを切ってから、どうしていますか?
れんこんの調理の悩みでよく聞くのは、
「白く仕上げたいのに、黒ずんでしまって……」ということです。
いわゆる「アクがまわる」というやつです。
それを防ぐには、
「切ってすぐに、酢水につける」といい
と、昔からいわれています。
だからといって、
いつもマニュアル通りに、
酢水につけてはいけません。
●筑前煮などの「煮物」
●てんぷら
で、酢水につけてしまうと、
れんこんの食感が台無しになるのです。
(つまり、前回のメルマガ「れんこんの部位別使い方」でいえば《親》の部分を使う料理です)
てんぷらや煮物のれんこんは、
噛んだときにほくっとして、
切り口が糸を引く粘りが魅力。
これは、ムチンという成分によるものです。
しかし、れんこんを酢水につけると、
ムチンは酢の酸によって変化して、
粘りを失ってしまうのです。
だから、
こういった料理のときには、
水にさらすだけに控えておきましょうね。